バイラルCM(viral CM)について考えてみたメモ


2007_11_20 記

[概要・詳細]

バイラルCMという言葉を聞いたのでメモしてみる。


バイラルCMとは


例によってwikipediaによるとバイラルCMの「バイラル(viral)」とは「ウイルス性」のという意味で、ウィルスが感染していくように「口コミ」によってCMが広がっていく様子を表している。

ネットでの動画配信はテレビ放送と比べて制約が少ないため、過激な内容のバイラルCMが流されて

いるという。
実際、インターネット広告はいい意味で興味をひくものが多い。
が、日本ではまだそんなに認知されていないように感じる。

バイラルCMが広がるためには「CM自体の面白さ」と「ユーザーがお気に入りの動画を配布するための利便性」が必要になってくると思う。

実際、「面白いCM」というのはそれだけで人の興味を引く。企業によってはCMを自身のサイトで公開しているところもある。
が、基本的に著作権の問題で「広告」なのにそれを利用することができない。


「ユーザーがCMを配布するための利便性」に関しては動画投稿サイトなどがある。
例えばYoutubeなどは広く知れ渡っているし、投稿されている動画を自身のサイトに張りつけるのも簡単だ。


営利目的(広告)の動画をYoutubeにアップすることが問題あるのかもしれないが、少なくとも権利者が自身で(或いは公認で)アップする分には、著作権という観点の問題はクリアされるだろう。
実際、BANDAIが出している「SPACEWARP desktop」というおもちゃのプロモーション動画は自由に配信して良いと公認している。(たのみこむ「SPACEWARP desktop」)



動画配信広告の新しい形

バイラルCMはユーザー(消費者)が媒体となって拡がっていくという形だ。

さらに発展してユーザーが広告を作り、掲載し、広めていく形。というサービスも登場した。
[2]消費者参加型動画CM制作サイト C-Creation[シー・クリエイション]
http://www.c-creation.com/
http://www.c-creation.com/c-creation/index.html



関連動画

[]kandasouken CGCM
http://jp.youtube.com/watch?v=v4RUtkbLqtA

やっぱり見極める目が必要?

ちょっと違う話になるが、「音極道茶室: 「ブックマークレイプ」の恐怖」というエントリーがある。

相手に不快感を与えるエントリーばかりしているはてなブログに、はじめは意図的に仕込んだ人々を使ってブックマーク数を急増させる。
その急増によって桜でない人も次々にブックマークしていきブログが炎上していく。

といった話である。株の情報操作にも似ていると思う。・・・フィクションかもしれないが。

ここで注目すべきは、ブックマークしているひとのコメント。
やはり、「なんでこのブログが人気なんだ?」といったコメントが徐々についてくるようだ。

たとえ情報操作によってはじめは注目されても、多くの目にさらされれば、いずれはぼろを出すのでしょう。

今後、世間にプロモートする形がどんな風に変化するだろうか。




参考
[]バイラルCM - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%ABCM
[]消費者参加型動画CM制作サイト C-Creation[シー・クリエイション]
http://www.c-creation.com/
[]kandasouken CGCM
http://jp.youtube.com/watch?v=v4RUtkbLqtA


関連
[]
関連(外部)
[]バイラルCM: SNS,ソーシャルネットワーキング.jp
http://www.socialnetworking.jp/archives/2007/11/post_755.html

Track Back

Track Back URL

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

(いくつかのHTMLタグ(a, strong, ul, ol, liなど)が使えます)

このページの上部へ