2007_11_01 記
[概要]
[1]ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html
[2]ヤフーの動画投稿サイト、楽曲使用料をJASRACに支払い - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/25/news056.html
この文章はこの記事を参考にしています。
[3]裏技パソコン生活 - ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ
http://urawazapclife.blog119.fc2.com/blog-entry-62.html
[4]ITmedia +D LifeStyle:「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言 (1/4)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
[詳細]
JASRACに著作権料を支払うと、どこまでの著作権問題が解決するのかがいまいちわかりませんね。
記事によれば『一般ユーザーが音楽会やライブなどでJASRAC管理楽曲を演奏した映像や、レコード会社が公式に配信する楽曲』(参考[1])を合法的にアップロードできるようになるようです。
しかし音源自体をアプロードできるわけではありません。音源をアップロードするには
『別途レコード会社の許諾が必要』(参考[2])なのだそうです。
JASRACは文化祭などでアーティストの曲を演奏することにも使用料を徴収しているようですが、今回も同様に、自分で演奏したアーティストの曲を公にする行為に対して著作権料を請求し、その請求先がアップロードするユーザーではなくて動画投稿サイト側。という話みたいですね。
ところで、この行為は著作権問題の解決や著作権保護にはなっていないと思うのは私だけでしょうか?
そもそもこれは仕方のないことで、参考[3]でも言及されていますが、JASRACは「社団法人日本音楽著作権協会 」であって著作権保護団体ではないのです。
よって著作権を管理して利用料をユーザーからとるが、著作権問題が起こった場合は当人同士で解決してください。という話になるそうです。
結局JASRACはお金を徴収するために乗り出してきたと言われても仕方がないでしょう。
もっと真摯になって内部からの改革が必要なのではないでしょうか?
この問題に関連して平沢進氏のインタビューが記事になっています(参考[4])
驚くことに
『多くのミュージシャンがこの大事な著作権を、出版会社に譲渡してしまっている』参考[4]のだそうです。
おそらく個人の力では売り出す力がないでしょうからこれは仕方のないことなのかもしれません。
さらに自分でプロモートする技術やら、ネットで配信するならその技術。など。
これをお手伝いするシステムの構築も一つのビジネスになるのではないかとふと思います
いずれにせよ著作権問題を本当に解決したいならば、作品の権利を作者が持つことが必要で、それを保護する新たな形が必要なのではないかと思いました。
…この文章は何が言いたいんだろう?
あと、ジャスラックの社員さんにも考えを聞いてみたい。
参考
[1]ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html
[2]ヤフーの動画投稿サイト、楽曲使用料をJASRACに支払い - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/25/news056.html
[3]裏技パソコン生活 - ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ
http://urawazapclife.blog119.fc2.com/blog-entry-62.html
[4]ITmedia +D LifeStyle:「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言 (1/4)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
[]すごいぜ!JASRAC伝説
http://iiaccess.net/upload/view.php/000901.swf
[]らばQ : JASRACが暴走しすぎて、感覚がマヒしてる日本人たちへ
http://labaq.com/archives/50725864.html
関連
[]
関連(外部リンク)
[]口コミと著作権 - きまぐれ審美眼