2007_07_27 記
OLPCプロジェクトとはOne Laptop per Child の略で、世界中のすべての子供にパソコン普及を目指すプロジェクトのことだという。
ITmediaによると、このプロジェクトが「XO」という開発中のノートパソコンの量産開始を承認したとのことだ。
パソコンの価格を考えたとき、100ドルというのはなんて安いんだろうと思ったが、それでも一日一ドルで暮らす地域の人々にとってはどんなに高いものだろうと思う。
100ドルあれば100日暮らせるということだから。
もっとも、このパソコンは政府主導で配布されるというらしいが。
参考
[]100ドルノートPC、量産開始にゴーサイン - ITmedia News
[]スペック表では分からない、100ドルノートPCの実力 - ITmedia News
[]One Laptop per Child
関連
[]マイチキンハート: 100ドルPC 国連が支持
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Comments [2]
☆サトシ☆さん
コメントありがとうございます。
日本では先進国のニュースは良く流れていますが、発展途上の国のニュースは少ないですし、ニュースというフィルターを通して見聞きする程度だと現実を知ることは難しいですよね。
マイクロソフトの援助プログラムの裏話として本で読んだのですが、対象は中流家庭に絞っているらしくて、その理由は将来PCを使えてマイクロソフトのお客様になってくれそうな子供という暗黙のルールがあるそうです。
ジョン・ウッドって人の本に書いていました。
一概にボランティアと言っても、レベルがそれぞれあるという勉強をさせられました。
yoshiさん
なるほど、そういう裏の可能性があるんですね。
ある意味で、長いスパンで見て生活水準の平均が底上げされてくれば、貧困層もほんっとに徐々に豊かさが増してくる。という考え方なのでしょうか。
それにしても、日本で発展途上国のニュースが少ないというのは、裏を返せばその需要がないということでしょう。悲しいようなそれが自然の節理のような・・・・ 何とも複雑な心境です。