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オープンソースはただの代替ソフトなのか?

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2007_08_21 記

オープンソースプロジェクトによって開発されているソフトは、こんにちでは商用ソフトに匹敵するほど十分に力を持っているとおもう。しかし、普及にいならない原因はなぜなのだろうか?

もちろん「サポートがない」「関連する書籍が少ない」などの理由もあるだろうが、「独占状態にあるソフトとの互換性がない」ことが一番の原因になっているだろう。

互換性がないという問題は官公庁も意識しているようであり、指針では、新たに購入するソフトはISOなどの国際的な規格や国内のJIS規格に基づいた製品を優先するとしている。
[参考]「政府調達の基本指針」策定で,日本のオフィス・ソフトは変わるか:ITpro
[参考]総務省(報道資料)

オープンソースによるソフトが既存のソフトを追っかけていると揶揄されることもあるが、これは独占状態を打破するためには仕方のないことだったと思う。
しかし、同じ土俵で勝負するようになれば今後の発展は個々の製品の独自性が強調されるようになるだろう。

そのことを考えれば、オープンソースは代替ソフトではなく競合ソフトとして存在するようなっていくだろうと思う。








参考
[]ITmedia アンカーデスク:オープンソースは死にかけているのか
[]【結果発表】OpenOffice.orgとStarSuiteはMS Officeを代替できるか:ITpro
[]「政府調達の基本指針」策定で,日本のオフィス・ソフトは変わるか:ITpro
[]総務省(報道資料)
[]標準的規格でないMSオフィス製品、国は今後購入せず
関連
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